仲介と買取の違い｜名古屋で不動産売却・買取ならアクシスコーポレーション

不動産を売却する方法には、「仲介」と「買取」の2種類があります。どちらの方法も不動産会社が対応するという点では同じなのですが、その内容は全く異なります。
それぞれの特徴を下記の表にまとめました。

不動産会社に不動産売却の「仲介」を任せるために結ぶのが媒介契約です。媒介契約には以下のような種類があり、どの形態の契約を結ぶかを選択します。

・専属専任媒介契約

1社の仲介業者のみとの媒介契約で、自身では購入者を探すことができません。仲介業者は売主に1週間に1回以上の業務報告の義務があります。

・専任媒介契約

自分で購入者を探せるものの、仲介業者は1社に限定されます。仲介業者は売主に2週間に1回以上の業務報告の義務があります。

・一般媒介契約

自分で購入者を探すことも、仲介業者に探してもらうことも自由にできます。仲介会社は1社に限定されませんが、仲介業者は売主に報告の義務はありません。

一般媒介契約では他の業者に依頼することも可能なので有利な取引の機会もそれぞれ広くなります。専属専任媒介契約と比較すれば一長一短がありますが、流通市場が整備されて情報の網羅性が確保されている現在、複数の業者に依頼すること自体にあまり意味がなくなってきていると思われます。

・仲介で買い手が見つからなかった

これまで仲介業者を通して、売却活動を行っていたが、時間が経っても買い手がつかず、仲介を断念して買取に切り替えるケース。

・なるべく早く現金化したい

「借金返済」「離婚」などにより不動産を売却する必要が生じ、現金化を急ぐケース。

・売却を人に知られたくない

同じく 「借金返済」「離婚」などにより売却の必要が生じたが、人に知られたくないため宣伝せずに売却するケース。

・買い手を探すのが困難

事業用物件やわけあり物件など、すぐには買い手が見つからない不動産を売却するケース。